2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

USCPA 集中講義「監査・証明業務」はいまひとつ

中央経済社の USCPA 集中講義シリーズ。FAR はよかったので、AUD のほうに取り組んでいたのですが、どうもいまひとつな感じです。どうも漫然と素材が並んでいるだけの感じで、メリハリに欠けているような印象。仕方がないので、AUD に関しては、私は Wiley …

形式経済学(その2)

前回の続きです。形式会計学とは、「会計現象を厳密に定義することにより、簡潔かつ完全な会計現象の記述を目指す試み」です。 期間(periods) 仕訳(journal entries)は、歴史的なものです。つまり、ある特定の時刻に発生します。普通、会計学が問題にするの…

形式会計学(その1)

私のメインブログでも書いたのですが、普段、財務諸表論を勉強していて、枝葉末節でつまづいている気がしてなりません。問題は、会計現象の表記(notation)が冗長すぎることです。数値が絡む現象をきわめて厳密に表現した学問分野が数学です。会計学も、数学…